循環器

循環器

ペットの高齢化にともなって、心臓の病気で亡くなる動物も増えています。初期の心臓病は症状が見られないことが多く、精密検査によってはじめて発見されることも。定期検診によって、早期発見・早期治療に努めましょう。

こちらでは、札幌市厚別区、清田区の動物病院、「北央どうぶつ病院」の循環器科についてご紹介します。当院は大学病院レベルの最新エコー機器も導入し、早期発見に役立てています。大切なペットのことで気になることがありましたら、早めにご相談ください。

こんな症状はありませんか?

主な臨床兆候 考えられる疾患
咳をする 僧帽弁閉鎖不全症・肺高血圧症
呼吸が早い・苦しそう 肺水腫・胸水
ふらつく 不整脈・心タンポナーデ
元気がない・食欲がない 僧帽弁閉鎖不全症・心筋症・不整脈
呼吸が荒い・散歩で歩ける距離が短くなった 僧帽弁閉鎖不全症・心筋症
歩きたがらない・急にぐったりした・失神した 不整脈・弁膜症・心タンポナーデ・心臓腫瘍
後ろ足が冷たい・足を引きずる・歩き方がおかしい 腹部大動脈血栓塞栓症
お腹がはっている 肺高血圧症・三尖弁閉鎖不全症
雑音が聞こえる 弁膜症・心房中隔欠損・心室中隔欠損・動脈管開存症・大動脈弁狭窄症・肺動脈弁狭窄症

診療内容

  • 循環器

治療

対象動物、年齢:犬(チワワ)、13歳 診断名:僧帽弁閉鎖不全症
主訴(状態) 【飼い主様からの主訴】
最近時々咳をするようになってきた
【症状】
咳および興奮時のチアノーゼ
【検査内容】
心電図検査・レントゲン検査・血液検査・エコー検査
担当医からの
コメント
犬で最も多い心臓の病気です。早期発見・早期治療をすると寿命が延びることがわかってきています。
内科的治療に反応し、咳の症状が消失しました。
当院では、できるだけ健康寿命を延ばせる治療を心がけています。