大切な家族の一員であるペットの命を守るためには、日ごろからの予防や定期的な健康診断が大切です。法律で定められている予防接種だけでなく、ワクチン接種によっても、さまざまな疾病から動物を守ることができます。

札幌市厚別区、清田区の動物病院、「北央どうぶつ病院」は予防医療を大切に考え、「チームホープ」にも加入しています。適切なワクチン接種や予防薬の投与によって、フィラリアやダニ、エキノコックスなどの病気から守っていきましょう。

主な予防メニュー

狂犬病予防注射

狂犬病予防注射

狂犬病は犬だけでなく、人を含む哺乳類がかかる感染症です。「狂犬病予防法」にもとづいて、生後90日以上の犬には、年1回の狂犬病予防接種を受けさせる義務が定められています。詳細については、札幌市のホームページを確認しましょう。

混合ワクチン注射

感染力や死亡率の高い感染症に対して、予防効果のあるワクチンです。接種によってウイルスによる感染を予防したり、もし病気にかかっても症状を軽く抑えられたりできます。

6種混合ワクチン 犬ジステンパー、犬パルボウイルス感染症、犬アデノウイルス2型感染症、犬伝染性肝炎、犬パラインフルエンザ感染症、犬コロナウイルス感染症の混合ワクチンです。
9種混合ワクチン 6種混合ワクチンに、犬レプトスピラ感染症を加えた混合ワクチンです。
3種混合ワクチン 猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症の混合ワクチンです。
フィラリア予防

フィラリア予防

フィラリア感染症とは、蚊が媒介する寄生虫感染症の1種です。感染すると、咳や呼吸困難、嘔吐、食欲不振などが見られ、重症化すると突然死に至ることもあります。治療にはリスクがともなうため、ペットの命を守るには予防が重要です。

蚊の活動期間を考えて、5月下旬から11月頃までの予防をおすすめします。当院では、オヤツタイプや錠剤、注射などさまざまなタイプの予防薬をお取り扱いしています。

ダニ予防

ダニ予防

ダニなどの寄生虫は、かゆみや皮膚炎の原因になるだけではありません。動物を介して人間にも寄生し、健康被害をもたらすことがあります。最悪の場合、ダニによる感染症が原因で、人の死に至ることも。

当院では、毎月塗布するタイプや、数ヶ月間ダニを予防できる内服タイプなどをご用意しています。獣医師がご家庭でのご様子をお伺いして、最適なタイプをアドバイスしています。

エキノコックス

エキノコックス

「エキノコックス」は体長4ミリほどの寄生虫。もともと北海道のキタキツネの寄生虫とされてきました。最近ではキツネがご家庭の近隣に出没する機会が増えて来ていることにより家庭で飼われる犬でも確認されるようになってきました。人間に感染した場合、重い肝機能障害を起こす心配のある怖い病気です。

エキノコックスはフィラリア予防と同時に予防することができます。エキノコックスの予防が心配な方は、一度当院へご相談ください。